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採択事例の紹介

畳製造

【千葉県採択事例】鶴岡敷物産業様

「ものサポ」に所属している中小企業診断士野竿健悟が担当した「鶴岡敷物産業様」の採択事例についてご紹介いたします。

都道府県

千葉県

事業所名

鶴岡敷物産業様

業種

畳製造・畳販売

事業計画名

薄畳に対応した自動畳製造プロセスの構築による生産性向上事業

機械装置名

マルチロボットKT-Ⅱ 自動片框裁断機/KT-Ⅱ
両用ロボットVictory自動平刺し返縫機/Victory

受給金額

補助金申請の背景

明治初頭に長南町で創業し、150年以上続く畳屋。令和元年に事業承継し、現在の代表者は5代目となる。畳の新規製造、畳の表替え、畳の処分、畳上げの営業を始め、ふすまや障子、網戸張替えなどの事業を手掛けている。

近年、格安の外国産の畳が多くなっている中、国産の材料を使用して畳を製造し、品質にこだわりを持たれている。そんな中、従来の55mm厚から、デザイン性のある15mm厚の薄畳のニーズが増え、お客様からの依頼も多い。

鶴岡敷物産業様の機械では、薄畳には対応できず、昔ながらの手縫いと両面テープで貼り付ける方針を取っているが、十分な強度を保つことができない。今後は薄畳に対応できる体制を構築したいとく想いがあった。

加えて、需要が大幅に増えた際、地域や困っているお客様のために迅速に対応できる体制を構築したい、畳屋が少ない近隣エリアにも商圏を広げ、新規開拓・経営基盤の強化することで長く事業を続けていきたいという考えの元、ものづくり補助金の申請を考えた。

補助金活用後の成果

最新式の框切断機、両用ロボットを導入し、薄畳への対応を行うとともに加工精度、生産性向上により、受注量を増加させ収益性向上を図ることができた。

補助金活用後の具体的な成果として、

・15mm以下の畳を切断できることで、薄畳に対応できるようになった
・框切断の加工精度が向上することで、裁断作業を削減できた
・狭い畳幅に対応できるようになったため、手作業での切断、縫い作業が減り、生産性が向上した
・機械の導入によって、生産性が向上し、納期短縮を図ることができた

などが挙げられる。

お客様の声

機械を導入できたことで、今まで着手できていなかった仕事や営業にも少しずつ専念できるようになり、営業エリアの拡大など事業に対して前向きになりました。色々と大変な面もありますが、ものづくり補助金の申請は絶対にするべきです。

野竿さんの支援は素晴らしく、とても満足しております。細かい要望までヒアリングをしていただき、返って申し訳ないくらい頼ってしまいました。提携している方への依頼も考えましたが、野竿さんに依頼して良かったと思います。