「ものサポ」に所属している中小企業診断士野竿健悟が担当した「八潮駅前通り歯科医院 様」の採択事例についてご紹介いたします。

都道府県

埼玉県

事業所名

八潮駅前通り歯科医院 様

業種

歯科医院

事業計画名

３次元画像診断による安全・安心な高度歯科医療サービスの提供

機械装置名

製造元：朝日レントゲン工業株式会社
製品名：アーム型X線CT診断装置
型　式： SOLIO　XZ　MAXIM

受給金額

10,000,000円

補助金申請の背景

近年、口腔衛生思想の普及により、虫歯の治療以外に、インプラント・予防・審美・再生治療といった歯科診療の選択肢が増えている。それに伴い、歯科医療サービスが高度化し、「痛い歯が治ればよい」ではなく、「痛みがなく、正確で、短時間の治療」を希望する患者が増えてきた。

補助金活用後の成果

競合医院と差別化を図り事業を拡大するために、当院の強みである予防歯科サービスと、３次元CT画像による的確な診断を以下のように掛け合わせることで、顧客満足度を高め事業を展開することができた。

①予防歯科のサービスを強化

歯科衛生士に十分な活躍の場を与えて患者のニーズに応えたい、という院長の強い想いから、2019年5月に当医院ビル3階を、予防歯科専用フロアとして開業。歯科衛生士が専業フロアにて個室を持ちクリーニングを行うサービスは近隣ではなく、大きな差別化要素となった。

②「かかりつけの医院」としてファンの増加

予防歯科におけるクリーニングは定期的な来院が必要である。次回の来院を忘れないようにSNSやメルマガでサポートしつつ、手厚いクリーニングサービスで当院のファンを増やすことができた。

③予防歯科を軸に他の医療サービスへ展開

矯正歯科やインプラントなど、治療が長期的で費用も多額になる医療サービスを顧客が受ける判断基準に、「高い治療技術」があるが、実際に治療を受けてみないと判断ができない。そこで、患者にとって重要な情報源となるのが信頼できる友人や家族からの口コミである、紹介制度を作って予防歯科の患者からの紹介を獲得できるようになった。

お客様の声

ものづくり補助金の特性上、申請すれば必ず採択されるものではないということは存じ上げておりましたが、野竿様のサポートにより1回目のチャレンジで採択されたのはとても良かったです。

私自身、補助金申請のことはまったく分かりませんでしたが、事業計画書の作成や煩雑な手続きもすべてサポートいただき、安心して申請手続きを進めることができました。

ものづくり補助金の申請は初めてでしたが、事業を拡大するきっかけをつくることができ、野竿様に申請サポートを依頼して本当に良かったと感じています。
他の中小企業診断士の方も含め検討をしましたが、野竿様は悪い点などまったくなく、これから補助金申請を検討されている方にぜひおすすめしたい頼れる専門家です。